2010年06月01日
“幻の”山菜、行者にんにく
松延周辺の田んぼも田植えが終わり、田に水がはられ、新緑のきれいな季節となりました。ふきのとうや、たらの芽といった山菜の旬が終わり、今回は、この時期ならではの旬の山菜をご紹介したいと思います。
写真の行者にんにくは、ゆり科の多年草で、「アイヌねぎ」とも言います。
ねぎ属の中では、最も葉が広く、冬は地上部が枯れますが球根は残っていて、春になってそこから出てくる若い葉と茎の部分を食用とします。
食べ応えがあるように育つまでには5年かかるといわれ、乱獲されるとなかなか自然に回復しないので、“幻の”山菜となりつつあります。
名前のとおり、強烈なにんにく臭がしますが、食べてもにんにくのような口臭は出ません。カラッとした辛みとパリパリした歯ごたえがたまりません。
昔、行者が滋養強壮に食べたという言い伝えから、この名前がつきました。
天然物は非常に少なくなりましたが、栽培物も普及してきました。
オムレツの中に入れたり、乾燥させてラーメンに入れる等、色々な料理が考案されている最中の食材です。
写真は安曇野産の太い行者にんにくです。そのまま味噌をつけて「もろきゅう」のようにかじるのが、最高です。
旬は5月中旬から6月下旬です。梅雨時の元気の出ない日には、焼肉と一緒に食べて体調を整えるには最高の食材です。
- by shouen
- at 21:36